土師ノ里

ねーねーこの駅はなんて読むの?

ハムまりちゃん

駅長さん

ハジノサトって読むんだよー
土師ノ里=ハジノサトと読みます。


駅名であるこの名前の由来は「土師」の「里」

土師とは古墳時代に主に古墳や埴輪の作成に携わった豪族である土師氏(ハジシ)

その里がこの辺りにあったであろうということからこの名前がつけられました。


そんな土師ノ里という小さな駅ですが
どのような名物名所、また施設やお食事処ががあるのでしょうか?

目次

鍋塚古墳

駅の改札を背にして左斜め前方

早速、目の前に現れるのは鍋塚古墳です。

一見ただの丘に見えますが、比較的小型の方墳で歴とした古墳です。

駅から徒歩0分。道路を挟んで反対側にあるのですぐに発見出来ると思います。

以前は木々が生い茂り雑木林になっておりましたが

数年前に整備され現在のよう登頂可能になりました。

そんな鍋塚古墳ですが、かつて沢田七ツ塚と呼ばれ規模を同じくした円墳や方墳

合計7つあったそうですが戦後の開発により

沢田七ツ塚も残るはこの鍋塚古墳のみとなったそうです。

駅長さん

ちなみに発掘調査はされてないらしいよ

じゃあ埴輪が埋まってるかもしれないんだね~

ハムまりちゃん





仲津山古墳(仲津姫命陵)

研究者の中でも様々な説がある古墳のようです

ナカツヤマノミササギのお墓というのが現在では一番有力なようです。

市ノ山古墳(允恭 天皇恵我長野北陵)

こちらも誰のお墓かというのが諸説あるそうですが

エガノナガノキタノミササギのお墓というのが有力なようです。

ちなみにこちらは

世界遺産に認定された

百舌鳥・古市古墳群の一角となる古墳のようですね。

道明寺天満宮

土師ノ里駅と道明寺駅の中間の距離にあります

道明寺駅からが最も近いですが土師ノ里駅からも徒歩で行くことが出来ます

大人の足で約10分程度です。

道明寺天満宮は学問の神様。菅原道真公をお祀りしています。

詳しくは道明寺駅で書きます。

藤井寺市立図書館

土師ノ里から徒歩15分ほどの距離にあります

土師ノ里の交差点を西に約徒歩12分ほど歩くと

歩道橋のある大きめの交差点にでます

交差点の歩道橋をあがり北西側に歩道橋を下ります

少し北に進むとすぐ左手に藤井寺市立図書館がでてきます。

1回は展示コーナーになっており、実際に出土した実物の

修羅(古墳を作成する際に使われたと考えられる大きな岩を運ぶ舟形の道具)や

古墳時代の暮らしや古墳を作成している様子が表現されたジオラマがあり

古墳ファンならずとも訪れる価値ありです。

さらに音声案内もあり古墳時代の当時の様子を聞くことも出来ます。

2階は図書コーナーや自習室などとなっております。

藤井寺市民、藤井寺市に通勤通学されている方であれば

誰でも本を借りることが出来ます。

貸し出しは不可ですが

観覧に関してはどなたでも出来ますので

1階で展示物を観覧したあとは2階で古墳情報を調べて実際に訪れてみると

楽しいかもしれませんね。

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